4/20(土)、京都嵐山にて“2024年度周恩来記念活動”が開催された。
第一部“2024年周恩来記念式典”は、「雨後嵐山」の周恩来詩碑がある、大悲閣千光寺で【先人に感謝、未来を開拓】をテーマに開催された。
第二部“交流晩餐会”は、【大同を承継、平和を祈行】をテーマに、角倉了以の邸宅跡地に建つ“花のいえ旅館”で開催された。
第一部“2024年周恩来記念式典”開式にあたり、周恩来平和研究所 王敏 所長が主催者を代表し挨拶をされた。
王敏所長は、「1917年秋から1919年春にかけ、青春期の周恩来は『中国の奮起のために学ぶ』との雄志を抱き日本に留学し、嵐山を訪れ近代化と中国の社会発展のとの相関関係を悟った」ことを紹介された。その後、「周恩来総理は日中友好の“種”を見出し、「種子」を実らせ日中国交正常化を実現された」と語られた。
そして、1972年、日中平和友好条約締結記念として、関西地域の友好団体が嵐山の麓に「雨後嵐山記念詩碑」を立て、2022年、周恩来平和研究所が嵐山の頂上に「雨後嵐山記念詩碑」を建立したことを解説された。
最後に、王敏所長は、「今一度、井戸を掘った先人に感謝を捧げて世界平和の祈行を誓い申し上げます。」と挨拶を締めくくられた。
さらに、周恩来ご親族の周秉徳女史(ビデオスピーチ)に続き、来賓の皆様の挨拶があった。
また、音楽家張文乃女史作曲の「雨中嵐山」「雨後嵐山」が、NPO法人国際音楽協会の演奏で、奉納献歌された。
第二部“交流晩餐会”では、薛剣総領事が挨拶をされた。